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ビール系飲料の市場回復に向けた方策を探る



 ビール系飲料(ビール,発泡酒,新ジャンル)の減少傾向が止まらない。2012年のビール系飲料の課税数量は,前年比1.0%減の4億3,811万函(大びん633ml×20本換算)となり,現行統計を取り始めた1992年以降でみると8年連続で過去最低を更新した。
 震災による影響の反動増も見込まれたが,天候不順の影響で7月の課税数量が前年同月比9.3%減と大きく落ち込んだことなどが響き,年間でも減少となったようだ。また天候不順に加え,低アルコール飲料やビールテイスト飲料,課税数量にはカウントされない低価格の輸入新ジャンルが拡大していることも減少の要因と考えられる。唯一の成長分野であった新ジャンルの伸びも昨年は1.1%増まで鈍化した。一方,ビールは0.3%減とほぼ前年並みまで回復し,ビール回帰の兆しが見えはじめた。
 ビール各社では2012年年初にそろってプラス計画を打ち出したものの,プラスを達成したのはサントリー酒類とサッポロビールの2社にとどまった。特にサントリーは5.6%増のほぼひとり勝ちの結果となり,シェアは3位のままだが,0.9ポイント増の14.2%となった。また,4位のサッポロビールも0.2ポイント増の11.8%とシェアを伸ばした。一方,3年連続の首位となったアサヒビールは0.4ポイント減の37.5%,2位のキリンビールは0.6ポイント減の35.6%となった。
 2013年も国内ビール系飲料市場の縮小が続くことが予想されるなかで,各社では主力ブランドの強化に引き続き取り組むとともに,ノンアルコール飲料や低アルコール飲料,洋酒,ワインといった非ビール分野に力を入れていく方針を発表している。しかしながら,ビール各社の屋台骨はやはりビール系飲料だ。本特別企画では,2012年のビール系飲料市場をまとめるとともに,2013年の各社のブランド戦略をリポートし,市場回復に向けた方策を探る。

カテゴリー別動向

 ビール系飲料の2012年課税数量は,前年比99.0%の554万6,477kl(4億3,811万函)となった。カテゴリー別では,ビールは0.3%減とほぼ前年並みを達成し…続きは本誌をご覧ください。

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