
本誌立ち読み
特集:紙容器2024
“カイゼン”により高機能化が進行する紙容器
 紙容器は最も繊細な容器包装といえる。人類進化の証人ともいえる紙は,包装や媒体としてだけではなく,生活に深く浸透した身近な素材となっている。
 また,飲料や乳業で使用されているゲーブルトップ(屋根型)紙容器,レンガ型紙容器はいずれも開発から半世紀以上が経過しており,完成された容器といえる。
 一方でPETボトルの台頭は,紙容器にも変革を要求している。これに応えるように紙容器メーカーは容器や充填システムの革新を続けており,PETボトルを規範とした“カイゼン”により高機能化を進めてきた。紙容器は長い眠りから覚醒し,他素材容器に比肩する性能と機能を身に付けることが期待されている。
 
清涼飲料では1割に満たない
2023年は,紙容器入り清涼飲料の構成比(紙化率)が9.5%となり10%を下回った(表1)。生産量は…続きは本誌をご覧ください。
特集の主な内容
清涼飲料では1割に満たない
牛乳類と紙容器
紙容器のカイゼンと高機能化
環境対応アクションが進化
容器メーカーが紙容器循環に取り組む
森を育む紙製飲料容器普及協議会が設立20周年
主要紙容器サプライヤーの動向
本誌立ち読み
特集:飲料開発・製造におけるプロセス処理技術
プロセス処理が飲料産業の持続的成長のカギを握る

 これまで飲料産業は,新製品によって革新,すなわち新しい味わいやカテゴリーのみならず飲用スタイルをも創造し,市場の成長を促してきた。これこそが,今後の飲料産業を持続的に発展させる原動力でもある。
 一方,昨今のブランド戦略は“選択と集中”の加速となっており,市場規模の大きい個性の打ち出せるカテゴリーやブランドに集中している。そのため,大型のヒット製品の不在が続いている。
 2024年も同様の市場環境が続いており,市場を活性化させる…続きは本誌をご覧ください。 
 
本誌立ち読み
Mini Report:牛乳・乳飲料市場
生乳生産量は2年連続で減少,消費回復への模索

 
 牛乳類は人々の生活を支える基礎食品の一つだ。清涼飲料水で生活インフラともみなされるミネラルウォーターや無糖茶飲料とは異なり,豊富な栄養で生命を支える。
 この牛乳類の原料である生乳は,乳牛によって毎日生産される,腐敗しやすく貯蔵できない生鮮食品だ。そのため,生産から消費まで連続しかつ安定したサプライチェーンが必須となる。
 乳業各社の2023年度決算によると,牛乳類は金額ベースで前年度を上回っている。生産者から
…続きは本誌をご覧ください。 
 
本号のその他の内容
- 特別企画:飲料開発・製造におけるプロセス処理技術
 - プロセス処理が飲料産業の持続的成長のカギを握る
 - Mini Report:牛乳・乳飲料市場
 - 生乳生産量は2年連続で減少,消費回復への模索
 - Field Report:遠東石塚グリーンペット株式会社 姫路工場
 - PETボトルリサイクルの未来を担う基幹工場
 - マーケティング
 - ❶宝酒造: 2024年度事業方針を発表,8重点ブランドを継続強化
 - ❷サントリー: 2024年の日本ワイン戦略を発表,テロワールを表現できる体制を強化
 - 新技術:段ボールの進化・深化
 - レンゴーが新ショールームを開設
 - 新素材:機能性素材の最新情報
 - グアーガム分解物とコラーゲンペプチド
 - トレンドレビュー
 - 希釈飲料は, D&I時代の回答になるか?
 - News from U.K.
 - 現代の消費者に選ばれるための “アピール力 ”
 - BJ News Letter
 - 海外の新製品・注目製品
 
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